絵描きの記

絵描き 出口アキオの絵画制作と日々考えたこと、見たことの記録です。

日常・鑑賞

追悼の辞 菅前総理

菅前総理素晴らしく心に響く弔辞をありがとうございます。涙が止まりません。 www.youtube.com Gallery Wanderlust akioの絵はこちらへ(iichiのショップ) akioの人物画はこちらへ(BACE akio's art shop) ランキングに参加しています。 よろしければポチ…

安倍元総理のご逝去から1週間

安倍元総理の突然のご逝去から1週間が経ちました。未だ「もう安倍さんはこの世におられないのだなあ…」と思うと、とても悲しくなって空虚感は増すばかりです。今まで失った家族や身内とはまた違った悲しみと虚しさ…なぜこれほど心にぽっかり穴が空いたような…

「エッシャー 視覚の魔術師」

山田五郎さんのYouTubeで紹介されていた「エッシャー 視覚の魔術師」 amazonプライムにて鑑賞。 エッシャーの人気がブレイクしたのは、それほど昔のことではなく 1960年代後半になってからのこと… ヒッピーが勝手に作品を複製して色まで付けて広めたことがき…

狂気?殺人妖精画家

前々から気になっていた画家リチャード・ダッドについて、 評論家の山田五郎さんが楽しくわかりやすく解説しておられました。 氏曰く「ダッドがヤバいんじゃなくて、この時代のイギリスがヤバいんですよ」 言い得て妙です。 youtu.be Gallery Wanderlustakio…

「幸せなひとりぼっち」

アマゾンプライムにて鑑賞。 北欧映画は私の中では名作揃いだ。 好きな映画ベスト10に確実に入る「バベットの晩餐会」やビョークの「ダンサー・イン・ザ・ダーク」など…。どんどんエンターテイメント化する一方で、心に残らない最近のハリウッド映画に比べた…

最近読んだ本 「私の好きな日本人」

読書後、清々しい気持ちになれた。特に興味深かったのは、織田信長、帝国海軍中佐 広瀬武夫、著者の高校時代の美術教師であった奥野肇の章…。 石原慎太郎さんは最後まで都知事でいてほしかったなあ…。パフォーマンスもあったのかもしれないが、時折記者会見…

桜よ ~大好きな日本へ~

昨夜、首相官邸のツイッターより知りました。 インドネシアの学生さんたちの歌と演奏です。 心温まるよい曲です。

APECの絵

もう先々週の話だが、横浜で開かれたAPEC。会議場に飾られていたのは、世界的に著名な千住博氏の滝の作品だ。ニュース映像で繰り返し映されるこの絵が気になった。 日本にとっては、やっとの思いで漕ぎ着けた日中首脳会談だったはず…しかしながら、終始メモ…

長谷川潾二郎画文集 静かな奇譚

日経新聞の書評でたまたま見かけて購入。最近は画集など印刷物でもあまり絵を見ることがなかったけど、新鮮さといい意味の意外性が同時に伝わってきて、想像していた以上に楽しめて刺激になる内容だった。 長谷川潾二郎はずっと気になる画家だった割りに、正…

浮草

先週、個展会期中の夜、久々に小津安二郎監督の映画「浮草」を見た。最近、普段の夜はテレビもほとんど見ないのだけど、チャンネルを偶然合わせたら、何度も見た映画なのに、最後まで惹きこまれて見てしまう。 この映画は小津作品の中でも艶っぽいストーリー…

クリムトの技と芸術に感動

今日は午後、制作をしながら、NHK BS 「プレミアム8<文化・芸術>シリーズ巨匠たちの肖像 クリムト 黄金にきらめくエロス」を見る。その前にやっていた棟方志功はあまり面白くなくて、絵を描くBGM的にテレビをつけていたのだけど、クリムトの方は番組の完…

首相官邸の絵

麻生首相が官邸で記者会見を受けるときに背景に映っている桜の絵…ピンクと黄色の色彩のバランスが美しく、ほぼ毎日テレビのニュースで見るので、ずっと気になっていた。検索しても分からなかったので、一昨日、首相官邸にメールで尋ねてみたら、今日返答があ…

クラシック閉店

JR中野駅近くの喫茶「クラシック」が閉店した。 店は著名人の常連さんも含めてファンが多く、 名残惜しむ声が多く聞かれた。 僕は10数年くらい前、友人に連れて行ってもらったのが最初だったのだが、そのときは本当にびっくりした。店内は薄暗く、床は歩くと…

「ブライアン・ウィルソン スマイル・ツアー・ジャパン 2005」~東京国際フォーラムホールA~

ブライアン・ウィルソン3度目の来日公演。題して"SMiLE TOUR"である。 30年近くも続いた引きこもり生活を終えての99年初来日は、正直言って「ライブなんて出来るんだろうか」という不安があった。だから実際にステージに上って歌い始めたときはその現実自体…

タカVSハト

東京では3年前から都が行っているカラスの駆除によって、今度は天敵が減少したハトが増加し、 フンによる人間の健康被害が増えているそうだ。 谷中に住んでいた時、よくスケッチの帰りに不忍池のカモにパンをやっていた。 カモはあまり動作が機敏でないので…

ファドコンサート

渋谷のポルトガルレストラン、マヌエル に行ったとき、 ファドコンサートのチラシを偶然発見。電話したところ、当日券の販売もあるということなので今日、有楽町の東京国際フォーラムに行ってきた。 生のファドは、何回かポルトガルのファドレストランで聴い…

谷中界隈ぶらり歩き

今日は上野の藝大美術館に行った後、ぶらぶら千駄木~谷中~日暮里を歩く。 以前住んでいたときの散歩コースだ。 千駄木で僕がいつもお昼に立ち寄るのが四川料理の天外天。 最近はテレビで頻繁に紹介されている。 ここでのお目当ては、「四川風麻婆豆腐」と…

「栄光のオランダ・フランドル絵画展」 ~東京都美術館~

フェルメールの「画家のアトリエ(絵画芸術)」は、僕が1996年にヨーロッパを訪れた際、所蔵しているウィーンの美術史美術館へ行ったら、貸し出し中になっていた。現在はどこに行っているのかと係員に尋ねると、「ハーグだ」と答えが帰ってきた。その後ハー…

「真珠の耳飾りの少女」 ~シネ・リーブル池袋 1~

17世紀の画家フェルメールの描く「崇高なる光と影」、「静寂かつ雄弁な色彩」が21世紀の現代の技術と感性によって見事に映像化された作品だ。 特に、アトリエの窓から差し込む光を受け、刻々とその表情を変える人物やモチーフ、少女のターバンの色に代表され…

フェルメール再び

フェルメールの「画家のアトリエ(絵画芸術)」が4月に東京都美術館で開かる 「栄光のオランダ・フランドル絵画展」で公開される。 この作品は、1996年にウィーンを訪れた際、まず美術史美術館へ行ったら、 貸し出し中になっていて、現在はどこに行っている…

「ポロック ―2人だけのアトリエ―」 ~三番街シネマ~

アメリカ初のモダン・アートのスター、ニューヨーク派の中心人物ジャクソン・ポロックの生涯をアカデミー賞4度ノミネートの演技派俳優、エド・ハリスが構想10年、自ら監督・主演を務めた作品。 見所はなんといってもリアルな画家の制作シーンである。 アート…

「ハピネス」 ~森美術館~

六本木ヒルズ森タワーの最上階52階、53階にオープンした森美術館のオープニングを飾る展覧会。人間にとっての永遠のテーマともいえる「幸福」を、古代から現代にいたる東西のアートを通して探る…というのが本展のねらいということだ。 「幸福」のキーワード…

「ピカソ・クラシック」 ~上野の森美術館~

膨大なピカソの作品群の中で、僕が最も好きなのが「青の時代」と、この「ピカソ・クラシック」こと「古典主義の時代」である。 「青の時代」はその名のとおり、青色が素晴らしい。この時代のピカソの青は指で弾くと「キーン」という音がしそうなくらい硬質な…

千と千尋の背景画

あまりにテレビで宣伝をするものだから、「千と千尋の神隠し」を見た。 十分楽しめた。 宮崎駿のアニメは全部は見ていないのだが、 いつも惹きつけられるのはストーリーやアニメーション自体の動きより、 アニメの「背景画」である。 あの背景画を描くだけで…

ゴッホの手紙

最近「ファン・ゴッホの手紙」という本を読んだ。 ゴッホが残したスケッチやデッサンと相まって痛烈に心を打つ。 メモをとりながら本を読んだことなど何年ぶりであろう…。 「自然に学ぶこと、現実と格闘すること… 僕は理屈をこねてこれをやめる気はない。 何…

BSハイビジョン

デジタルBSチューナーを買ったので、 ハイビジョン放送を見るのが最近の楽しみだ。 画像のきめが細かくワイドなので、好きな美術や旅番組は見応えがある。 先週、NHKの「国宝100選」という番組では、 日本の国宝から100点を選んで紹介していた。 結構楽しみ…

「有元利夫展」 ~東京ステーションギャラリー~

今も有元利夫の作品は、書籍や雑誌、カレンダーなど様々な印刷物で目にする。 最初に見たのはやはり「安井賞」で大賞を獲った作品であったと思う。その直後、画家の死を知った。僕が大学生の頃だ。 藝大卒業制作1973年から死の前年の絶筆1984年まで、わずか1…

駄洒落好き

大新聞の駄洒落好きは今に始まったことではないが、 本日のA新聞の見出し… 「そんな馬鹿な…シカと間違え馬射殺? ハンターを逮捕」 記者はこの見出しを思いついたとき、「これはいける!」と思ったのだろう。 しかし、そのあとすぐに「いくらなんでも、馬鹿…

ついに…

日本に初めての本格的ポルトガル料理レストランがオープンしたので、 早速行ってきた。 渋谷の松涛にある可愛い一戸建てのお店だ。 さすがに話題になっているのか盛況で、予約していおてよかった…。 僕はポルトガルへ旅して以来、 こんなに美味しくて日本人…

「ピカソ―天才の誕生―」 ~上野の森美術館~

10代のピカソの作品を集めた展覧会。 それにしても凄まじく早熟である。 12才で描いた石膏デッサンは、石膏の質感まで見事に描き分けている。 これって砂糖と塩を描き分けるくらい難しい技術だと思うのだが…。 圧巻は画家でもあった父(幼いピカソの絵を見て…