山田五郎さんのYouTubeで紹介されていた「エッシャー 視覚の魔術師」
amazonプライムにて鑑賞。
エッシャーの人気がブレイクしたのは、それほど昔のことではなく
1960年代後半になってからのこと…。
ヒッピーが勝手に作品を複製して色まで付けて広めたことがきっかけ。
クロスビー、スティルス&ナッシュのグラハム・ナッシュ…
彼のインタビューは当時を振り返り、エッシャーの作品がいかに斬新で衝撃的だったを
素直でわかりやすく言い表していると思った。
エッシャーの「だまし絵」は、彼らがLSDなどでトリップした体験を
まるでそのまま視覚化しているように感じたのだ。
「何で俺たちが見た状態をそのまま描けているんだ!?」
晩年、新作アルバムのジャケットデザインを依頼してきたミック・ジャガーに対して、
丁寧に断りを入れた後、「私をマウリッツと呼ぶのは無礼だ」と一蹴。
時代の寵児になることを望んで進んでパーティーに積極的に参加した
アンディ・ウォーホルと違って、サイケデリックムーブメント憧れの存在となっても、
頑固一徹ブレずに自らの仕事に対する誇りを貫き通した。
その気骨に敬服。
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