絵描きの記

絵描き 出口アキオの絵画制作と日々考えたこと、見たことの記録です。

2002-04-01から1ヶ月間の記事一覧

夢見る力

年をとってくると朝早く目が覚めるのは、 体力が落ちてくるから… 眠るにも体力が必要であると聞いたことがあるが、 夢を見るにもそれなりの鍛錬と知力が必要なのか… 最近ちっとも夢を見ないと思ったら、 買った本も本棚に積みっぱなしでいっこうに進まないし…

ミジンコとミュージシャン

昨日、ETV2002「シリーズ私のB面」を観た。 長年自宅でミジンコを飼っていて生態の観察を続けている ジャズサックス奏者の坂田明さんが主人公。 最初から最後までミジンコの生態とミジンコに対する情熱を 親父ギャグを交えながら、楽しくかつ熱く語っていた…

「藤島武二展」 ~ブリジストン美術館~

東京駅まで行ったついでに、久々にブリジストン美術館へ行った。 藤島武二といえば、有名な「黒扇」で知られるように人物画の印象が強かったのだが、今回の展覧会は人物もさることながら、風景画が非常に素晴らしかった。 初期は黒田清輝が提唱した外光派の…

「ブラックホーク・ダウン」 ~上野宝塚~

リドリー・スコット監督最新作。 ベテランから若手スターまで魅力あるキャスティングを擁しているが、この作品でスコット監督は、登場人物への感情移入を最小限に抑えた演出に徹している。 作戦の開始から、予想外の戦闘ヘリ墜落、暴徒と化した民衆の容赦な…

不意打ちのレンブラント

昔、「不意打ちのビートルズ」にはよくやられたものだ。 自宅でレコードやCDを聴くときは、パッケージや袋を開けて、 プレーヤーの電源を入れて… 無意識のうちに「これから聴くぞ」という心の準備ができるのだが、 街をぶらぶらしているときなどに、突然"You…

明治神宮の森へ

今日は久々に神宮球場へ野球観戦に行った。 この球場はこじんまりしているが、 なんといってもアクセスが便利で気軽に行ける。 チケットもコンビにで買えるし、これも便利。 また、場内の売店での飲食類は西の甲子園ほどではないが、 それなりに充実している…

「カンディンスキー展」 ~東京国立近代美術館~

美術の中でやはり絵画に一番興味が惹かれる。 もちろん、これまでに彫刻や伝統工芸、デザインなどにも魂を揺さぶられるような作品はたくさん出会った。 しかし、僕の中で絵画は神聖な領域である。 ゆえに画家は永遠に崇高な仕事であると思うし、それが巨匠と…