あまりにテレビで宣伝をするものだから、「千と千尋の神隠し」を見た。
十分楽しめた。
宮崎駿のアニメは全部は見ていないのだが、
いつも惹きつけられるのはストーリーやアニメーション自体の動きより、
アニメの「背景画」である。
あの背景画を描くだけでも相当な労力であるし、
「絵画」としても十分成り立っていると思う。
どんな人、どんなバックボーンを持つ人が描いているのだろう。
いわゆるアニメーターというジャンルの職業とはまた違うのかもしれない。
いずれにしても相当な描写力と観察力がないと勤まらないと仕事だと思う。
映画が終わってエンドロールを見ていたら、
背景画として10人くらいのスタッフの名前が出ていた。
「えっ!たったこれだけで描いていたの!」と思った。