平日の午後、お茶の水駅近くのスタバ。
店内の8割以上は学生だ。
高校生から大学生、そのうちの半分くらいは
一心不乱に自習している。
自宅や図書館などよりファミレスやカフェの方がきっとはかどるのかな。
たしかにファミレスなどはテーブルも広いし、
コーヒーやジュースなどもおかわり自由、好きなだけ粘れる。
この店で驚いたのは、椅子が並んだカウンターというか長机があって、
勉強や読書をするためのスタンドまでが備え付けられているところだ。
ソファーも座り心地がよい。
すぐ近くの喫茶ルノワールは昔から東京の至る所にある喫茶チェーン店。
ここも居心地はいいが、スタバとは逆に客のほとんどが中高年。
若い子はいない。どこかワケありというか、気だるい感じが漂う。
どちらもそれなりに雰囲気があっていいと思うが、
昔ながらの喫茶店だ。
何件かあるが、それぞれ特色がある。
昨日は久しぶりにそのうちの「M」に入った。
お客は僕以外、編集者とデザイナーらしき人が
打ち合わせをしていただけ。
ここは珈琲以外にいろんな国のビールがある。
ポルトガルの黒ビール、サグレス・ブラックを注文して小一時間、
心地よいタンゴのメロディとともにしばし幽体離脱…。
6時近くになるとパタパタとお客が入ってきた。
チャンネルを精神世界から現実世界に戻して、足早に店を出た。