朝4時半に起きて、始発の新幹線で京都へ。
京都から近鉄電車、バスを乗り継いで、10時半過ぎ室生寺に着く。
五重塔は想像していたよりはるかに小さかった。
ひとまわりしてから、五重塔をスケッチするが、あまりうまく描けず…。
ちょうど紅葉の盛りで、石段の上に登って描いていると、
何人もの熟年カップルから「シャッター押してください」を頼まれた。
小春日和のなかで、楽しそうに散策する人たちを眺めているのは、
スケッチするのと同じくらい楽しいものだ…。
昼、場所を替えて、弥勒堂を正面から描く。
安置されている。
間近でスケッチするのは禁止されているのだが、
戸の隙間からわずかにお姿が窺える。
間接的にスケッチさせてもらっていると思ったら、
なぜか非常にありがた味を感じてしまう…。
関西ではやっぱり、おばちゃんたちが気軽に話し掛けてくるが、
おばちゃんたちとの語らいも、ありがたく大切な時間に感じる。
でも描いてるところを写真に撮られるのはちょっと恥ずかしい…。
先ほどの場所にも増して、気持ちよく集中できた。
しかし、秋の日は本当に短い。
2時を過ぎると、日がかなり傾いてきて、少し寒くなってくる。
その後、長谷寺へも行く。
こちらでも大急ぎでスケッチ。
一泊したかったが、実家に帰らなければならなかったので、
再び京都まで戻り、新幹線に乗り込んだ。
季節を変えてまたぜひ来たいと思う。
今日の教訓
「紅葉狩りは前日から泊り込んで、朝一から楽しむべきである!」