長いこと使っていた携帯がバッテリーを替えなければならなくなったので、
(携帯の電池は高い)新しいのに買い換えた。
そのついでに遅ればせながらメールもやるようになった。
それにしても親指がうまい具合に動かない。
僕は本当に不器用で、いまだにパソコンのキーボードも「カチャカチャ」と
かっこよく打てない。ほとんど人差し指と中指で打っているのだ。
でも、パソコンのメールより携帯メールの方が日本人にあっているのかな。
元来、タイプライターで文章を作る習慣があった欧米人にとっては
パソコンのキーボードなんてまったく違和感はなかっただろうが、
導入当初の日本人のパソコンアレルギーは、
実はあのキーボードに原因があったのではないだろうか…。
それに対して携帯メールは、
飛鳥・奈良時代の「木簡」みたいなものかもしれない。
ちょうど大きさも似たサイズで、日本人にとっては誠に馴染み深い。
「木簡」サイズ上での親指運動は、
欧米人のようなごつい手だと思うようにいかないだろう。
1000年後の未来では「旧日本の新宿遺跡で大量のケイタイ出土…」
なんていうニュースが報じられるかもしれない。